ハロウィンの悪魔










その日、アリスはディーとダムの部屋にいた。

一緒に何をするでもなく、各々でだるだるっと過ごしている。
アリスは本を読んでいるし、ディーはカタログを見ながら次に買うものを考えているようだし、ダムはナイフの手入れをしている。

けして退屈ではない、のんびりとした時間の過ごし方だった。
比較的穏やかに過ごせていると言ってもいいだろう。

その時だ。
唐突に、時間帯がふっと変わったのだ。

それ自体は珍しいことでもなんでもない。
けれど、ディーとダムは、ぴたりと手を止めた。

ディーはカタログを放り投げると、アリスの傍へ近づいた。
ダムもナイフを机に置き去りにして、アリスへと寄っていく。


「ねえねえ、お姉さん」
「お姉さん」


本に没頭するアリスに、双子は左右から話しかける。


「お姉さん、お姉さんてば。本なんか読んでないで、僕らと遊んでよ。拗ねちゃうよ?」
「んー?」


二人は熱心に話しかけたのだが、アリスは生返事をするだけで、本から視線をはなそうともしない。
不満に頬を膨らませた二人は、こそこそと囁きあった。


「兄弟、僕はお姉さんの読んでる本が、だんだん憎らしく見えてきたよ」
「僕もだよ! じゃあ、斬っちゃおうか」
「そうしよう。お姉さんを斬らないように気をつけなきゃね」


言いながら、近くに置いてあった斧を早くも手に取る。
アリスは慌てて本を閉じた。彼らの言葉は脅しでもなんでもないのだから、たまらない。


「だ、駄目よっ! これ、ブラッドからの借り物なんだから……って、あなたたち、何? その格好」


アリスはきょとんとしてディーとダムを見つめた。

普段の彼らの服装ではなかった。帽子まで違う。
青と赤のラインがところどころに入れられているが、やっぱり揃いの衣装だ。


(……なんだか、魔女っぽい?)


一見して、アリスの感想はそれだ。
中身はさておき外見は可愛らしい部類なので、存外似合っている。
これで、手に持っているのが斧じゃなければ、もっといいだろうに。

アリスを本から引き剥がすことに成功して気を良くしたのか、双子は上機嫌でアリスにまとわりついた。


「何って、今日はハロウィンなんだよ! お姉さん」
「え」


アリスは目を丸くした。
この世界に季節などないと思っていたから、そういう概念がこちらにもあることに、まず驚いた。


「そうそう、ハロウィンなんだ! 子供が思う存分悪戯できる日だよ」
「うんうん。悪戯しても怒られない日なんだ。だからお姉さん、一緒に悪戯しようよ」
「え……えーと」


普段は、悪戯などしていないというのか。
普段いい子にしているから今日だけは悪戯を、なら可愛げがあるというものだが――そういう可愛げとは、ディーとダムは無縁のようだ。

アリスが返事に窮して考えこんでいる間にも、二人はどんどん話を進めていく。


「兄弟兄弟。ひよこウサギには何を仕掛ける?」
「にんじんを全部隠すのは確定だよね。でも、ちょっとマンネリ気味」
「あ。お風呂の湯船に毒を仕込んどく? あいつって風呂好きだから、絶対一番に入るよ」
「……それ、悪戯の範囲を超えてるわよ」


というか、既にそれはテロだ。

クスクスと笑う二人に、無邪気という言葉はふさわしくない。
アリスが思わず口を挟むと、ディーとダムは「そう?」と首を傾げた。


「いいんだよ、お姉さん。今日は子供の為の日なんだから」
「そうそう。可愛い悪戯だよ」
「……悪戯、ねえ……」


可愛い範疇を超えていると思う。
双子の意見に同意しかねて、アリスは言葉を濁す。


(そもそも、そういう趣旨だったかなぁ?)


アリスが首をひねっていると、ディーとダムは顔を見合わせた。


「お姉さん、もしかして知らなかった?」
「ハロウィン知らない? お姉さん」
「いや、知ってる……けど。多分」


知識はある。けれど、実際にやったことはない。
そういう行事とは、ずっと無関係だと思っていた。
なにせ、昔から捻くれている子供だった。イベントではしゃぐタイプではないのだ。

妹のイーディスならば、きっと率先して行っていただろう。

自分を残念に思いながら、アリスは小さく溜息を吐いた。
アリスの曖昧な返事に首を傾げながら、ディーとダムはアリスを見上げる。


「多分?」
「うん、多分。私の居た世界のものと、そっくり同じかどうかはわからないじゃない」


常識ですらズレがあるのだ。
ハロウィンがカボチャ祭りでなくイチゴ祭りなのだとしても、不思議ではあるが不思議ではない。


「そっか、それもそうだね。じゃあさ、お姉さんの世界ではどういうハロウィンなの?」
「僕も知りたい。教えて教えて、お姉さん」


乞われて、アリスは記憶を掘り起こした。


「えーとね、パーティをしたり、仮装した子供達が家々を回るの。
 その時に『お菓子をくれなきゃ悪戯するよ』って言って、お菓子を貰うのよ」


アリスは簡潔にまとめた。
小難しい部分はかなり端折ったが、妥当な説明だと思う。
10月31日が〜などと詳しく説明したところで、徒労に終わるだけだろう。

ふむふむと素直に聞いていたディーとダムは、各々の感想を口にした。


「ふぅん、そうなんだ。でも、ちょーっとスリルが足りないかな」
「うんうん。もうちょっとスリルがあればいいのにね、お姉さん」
「……いや、私はいらないけど」


やはり思考回路は危険寄りなのか。
同意を求めないで欲しい、とアリスはささやかに否定しておいた。


「あ。じゃあさ、お姉さん」
「ん?」
「お菓子をくれなかったら、悪戯していいの?」
「まぁ……そういう事になるわよね」


理屈でいえばそうだ。
ダムの質問に頷くと、ディーは顔を輝かせた。


「それはいいね!」
「え?」
「だって、悪戯し放題だよ? うん、すっごくいいよ、それ」
「それは……うーん……」


二人は至極楽しそうだ。

し放題、というわけではないと思うのだが、とアリスは言葉を濁した。
けれど、アリスにも実体験がないので、強くは言えない。

二人は少年らしく、どこか悪戯っぽく笑う。
そういう顔をしていると年相応に見えるな、とアリスはのんびり考えた。


「せっかく悪戯していいのなら、他所へ行ってもいいんじゃないかな?」
「それもそうだね。お姉さん、お城に行こうよ」
「え」


領地内ならともかく、他所で暴れてもいいのだろうか。
……もう二人が暴れることを想定してしまっている自分がいる。そして、この予想はたぶん外れない。


(というか、いつの間に私も含まれてるの?)


すっかり他人事だと思っていた。

大人と評されるには微妙な年頃だし、まるっきり子供というわけではない。
そういう自分が参加するのもどうかと理性が言うのだが――たまには付き合うのも悪くない、とアリスは提案を受け入れることにした。

実のところ、悪戯をするのは嫌いではないのだ。
父や姉の前では流石に無理だっただけで、大人しいいい子を演じているよりは、遥かに。

二人が当然のように遊びに加えてくれたことを嬉しく思いながら、アリスはニヤリと笑ってみせた。


「うん、行きましょうか」


三人はさっそく城へとでかけた。

城が見下ろす庭園に入る。
いつもなら二人を見れば剣を向けられる兵士らも、今日はすんなりと見逃してくれた。
さすがに敵地で丸腰ではアレなので、ディーとダムは斧を持っている。なのに、だ。
ハロウィンというのは本当だったのか、とアリスは妙に納得した。

並んで歩きながら、ディーが呟く。視線の先は、ハートの城だ。


「いつ見てもセンスのない城だね。そう思わない?」
「思う。日頃から遊んでもらっているし、ここはお返しに大きな悪戯をしなくちゃいけない」


一体誰のことを想定しているのか、表情が悪戯っ子という可愛いものではなくなっている。
ディーとダムはぴたりと足を止めた。


「作戦をたてようか、お姉さん」
「……な、何をするの?」


アリスは急に不安になってきた。
やはり止めるべきだったのかもと思ったが、もうその判断は遅すぎたようだ。

















アリスは一人、城内を歩く。
広い城内で迷子にならないよう気をつけながら、アリスは目的の人物をやっと探し当てた。


「ペーター」


特徴的な後姿に呼びかけると、ペーターは勢い良く振り返った。耳がピンと立っている。
ペーターは顔を輝かせて、アリスのもとへ一直線に駆け寄ってきた。


「アリスっ! 僕に会いに来てくれたんですねっ! 嬉しいです感激ですさあ僕の部屋へ」
「落ち着け」


ぎゅむっと抱きつかれ、アリスは言葉で冷たく返した。力では対抗できない。


「アリス、その格好は……ハロウィンですか?」
「う、うん」


出かける際、アリスも強制的に着替えさせられた。
双子とお揃いの衣装で、デザインこそ同じだが、アリスのは少しヒラヒラしている。

照れながら答えると、ペーターはじろじろとアリスの姿を眺め回した。


「ああ、黒も似合いますけど、もう少し可愛らしい方が僕としては……いや、十分に可愛いんですけどっ!」
「そう? じゃなくって、ペーター」
「はいはい、何でしょうアリス!」


ペーターはニコニコしている。
アリスはためらいがちに、ゆっくりと口を開いた。


「Trick or Treat?」


ペーターは面食らったようで、その赤い瞳を見開いた。


「お菓子、ですか……」
「ええ。お菓子、持ってるなら頂戴?」


顔を見上げると、ペーターは数秒の間、動きを止めた。


「か」
「か?」
「可愛すぎます僕のアリスっ!」
「あんたのじゃないっ!」


しいて言うなら、ディーとダムのものだ。
そんな甘ったるいことは、口が裂けても言わないが。

再び抱きつこうとするペーターを足蹴にしながら、アリスは慌てて距離を取った。


「お菓子を持ってないなら、残念だけど」
「うう、すみませんアリス……不甲斐ない僕で」
「いやいや、普通持ち歩いてはいないでしょうよ」


妙なところで落ち込むペーターをなぐさめる。
たぶん、そんなのはエリオットくらいだろう。彼のポケットは摩訶不思議だ。


「じゃあ、悪戯することにするわ。……ディーとダムがね」
「え?」
「一緒に来たの。今、二人は庭園にいるわ」


驚くペーターを伴い、庭園へと戻る。
打ち合わせしてあった場所へと辿りつく――すると。


「うん、なかなかいい光景だね」
「うんうん。とっても綺麗。これなら、このだっさい城も少しはマシに見えるよ」


ディーとダムはのんきな声で言う。
彼らはあろうことか薔薇の生垣に火をつけ、のんびりと眺めていた。

あまりの光景に固まるアリスを置いて、ペーターは二人を怒鳴りつけた。


「あなた達、何をしてるんですかっ!」


ディーとダムは、さも今存在に気づいたかのように、白兎へと視線を向ける。
その口元は邪悪に歪んでいた。
二人は敵を前に慌てることなく、堂々としている。


「燃やしてるんだよ。見てわからない?」
「いや、目が悪いのかもしれないよ、兄弟。眼鏡をかけているもの」
「ああ、そうかも。じゃあ、親切な僕らが説明してあげるよ。庭園に火を放ったんだ」
「それくらいわかりますよっ! 理由を言いなさい、撃ち殺します」


憤然と言いながら、ペーターは素早く時計を銃へ変える。
どんな弁解をしようが撃ちそうな勢いだ。

対して、双子は斧を構えもせず、飄々と答えた。


「ああ、今日はハロウィンだもの。僕ら子供だから、やってもいいだろ?」
「ハロウィン……でしたか」


ペーターは少しだけ冷静さを取り戻したようで、やや剣呑さを消した。
ディーとダムは図々しくも頷く。


「お前はお菓子を持ってなかった。だから、悪戯だよ。仕事を増やしてあげてるんだ」
「お姉さんの世界じゃ、お菓子をくれなきゃ悪戯していい日なんだってさ」
「アリスの……」


ペーターは口をつぐむと、銃口を下げた。
アリスは焦ってペーターに駆け寄った。


「ご、ごめんね、ペーター……って、ディー! ダム! 火はやり過ぎよっ!」


『白くて黒い兎に会ってきて欲しい。その間に悪戯を仕掛けておくから』

そう言われて実行したものの、まさかこんなことをするとは思わなかった。

アリスは青くなって、おそるおそるペーターの様子を窺い見た。
流石にペーターも怒るのではないか、と覚悟を決める。

ペーターはしばし何かを考えていたようだったが、突然ふっと息を吐いた。


「……仕方ありませんね」
「え?」
「陛下が機嫌を損ねるくらいですか……ああ、修繕費はかかりますけど」
「……」


アリスは信じられない様相で、ペーターの横顔を見上げた。
言葉に嘘はないらしく、ペーターはあっさりと銃を時計に戻した。


(許しちゃうんだ……)


意外な懐の広さに驚いた。
事の成り行きをハラハラしながら見ていた身としては、拍子抜けするほどに。
変質者としか認定していなかったが、見直してもいい。

城の宰相は許したけれど、恐らく、ビバルディは怒る――怒り狂うだろう。
そんなビバルディに八つ当たりされるであろう、可哀想な部下たちに、ペーターはあれこれ指示を出している。

その隙に、三人はこっそりと城を後にした。

















イベントを十分に楽しんだ三人は、双子の部屋へと戻ってきた。
いや、楽しんだのはディーとダムが9割だが。二人に翻弄された一日だった。

ディーとダムはよほど楽しかったのか、満足そうに顔を綻ばせている。


「楽しかったね」
「うんうん。すごく楽しかった。お姉さんは?」
「ま、まあまあ……」


どちらかというと、楽しかったというより、ヒヤヒヤした。
やはり、この二人のやることは心臓に悪い。

そろそろ着替えようと帽子を脱いで一息ついていると、いつのまにか双子に寄り添われていた。
揃いの瞳で、じいっとアリスを見上げている。


「な……何?」
「じゃあ、お姉さんには僕らから」
「Trick or Treat?」


アリスは愕然とした。
驚くあまり、頭が上手く動かない。

可愛い。客観的にはものすごく。
けれど、二人の所業を見てきたアリスにとっては、恐ろしいとしかうつらなかった。


「私もなの!?」


やっとのことでそう言うと、双子は当然といわんばかりに頷いた。


「うん、勿論。僕らが一番悪戯したいのは、お姉さんだもの」


ニコリと笑みを向けられ、アリスは青ざめた。


(そ、そんなに……)


双子に憎まれていたのだろうか。自分では仲が良いと思っていたのに。
すっかり悲しくなってしまったが、彼らの本日の『悪戯』を見てきたアリスには無理からぬことだった。

城を後にした三人は、その足で遊園地へ向かったのだ。
途中で出会った、エースの配下であるトランプの兵士たちを惨殺することも二人は忘れなかった。

結果が、これだ。

ボリスの部屋には罠を仕掛け――ドアを開けば爆発を起こすようにしようとした二人を、アリスが止めた。
ゴーランドのバイオリンに毒針を仕込み――二人は最初、その毒針を全てのアトラクションに仕掛けようとしたが、アリスが必死に止めた。
ユリウスの階段には油を撒き――そのまま塔ごと燃やそうとした二人を、アリスは渾身の力で止めた。

エリオットのにんじんを隠し、ブラッドの本に落書きをした。

こうして並べると、自勢力に対する悪戯は一見可愛らしく思えるが、規模が違う。
落書きは、持っている蔵書全てに。
にんじんは、屋敷にあったものは勿論、近隣の街も全て買い占めるという周到ぶりだ。

ブラッドの紅茶に手をつけなかったのは、彼らなりの配慮があったらしいが。


「お菓子、持ってないよね?」
「……持ってないわ」


何かを用意しておくべきだった。
唇を噛むアリスを見て、ディーとダムはにやっと笑う。二人はアリスにも容赦がない。


「悪戯しちゃおうか、兄弟」
「うん、するする」


じりっと迫り来る二人に後ずさりながら、アリスの表情は引きつった。


「な、何する気?」
「悪戯だよ、悪戯」
「うん、悪戯だよ。お姉さん」


これはちょっとした恐怖だった。
一体、何をする気だろう。切り刻む悪戯とかなら勘弁して欲しい。

さすがに殺されはしないと思う。けれど。
テンションの上がっているらしい二人を相手にするのは、凡人のわが身には非常にきついのだ。


「ちょ、ちょっと待って」
「待てないよ、僕ら」
「子供に待てなんて言っても、きかないよ」


アリスはベッドに倒れこんだ。
ディーとダムがアリスをやんわり抑え込むように、ベッドに体重をかける。

いよいよ逃げ場がなくなり、アリスの気持ちは焦ってきた。
上手く誘導させられた感があるが、気のせい……ということはないだろう、多分。


「待ってくれたら、お菓子を焼くわ。それで見逃してくれない?」
「……」


苦し紛れの提案を口にすると、双子はぴたりと動きを止めた。


「お菓子……」
「お姉さんが作ってくれるなら、欲しいけど……どうしよう、兄弟」
「僕も。どうしようか、兄弟」


二人で顔を見合わせて、うーんと唸る。
アリスは慌てて言葉を付け足した。


「な、何でも好きなものを作ってあげるから」
「何でもかぁ……魅力的だね」
「うん」


ディーとダムは、かなり揺らいでいるようだった。

是非とも思い止まって頂きたい。
その真剣な横顔を祈るような気持ちで見つめながら、アリスは二人を見守った。

双子は同時に、ふう、と小さな息を吐いた。


「でも、我慢するよ。お姉さんに悪戯できなくなっちゃうもの」
「そうだね、我慢しよっか。すごーく残念だけど」


アリスにとっての残念な方向に転がってしまった。

アリスはがくりと肩を落とした。


「……我慢しなくっていいのに……」
「え、しなくていいの?」


アリスの小さな呟きは、聞き漏らしてはくれなかった。
ずいっと顔を近づけられ、アリスは動揺した。


「な、何?」
「我慢しなくていいって言ったでしょう?」
「だから、たくさん悪戯するよ。お姉さんに」


にこにこと笑う二人は、愛らしくも恐ろしい。
アリスが観念するしかないのかと思った、その時。部屋がさあっと明るくなった。


「ほ、ほら! 時間帯が変わったし、ハロウィンはおしまいに」


我ながら涙ぐましいほど逸らそうと努力しているのに、ディーとダムは笑って却下する。
その微笑に艶めいたものを見て取り、アリスは言葉を飲み込んだ。


「だーめ。ハロウィンじゃなくっても、悪戯はするよ」
「うん。でも、ハロウィンじゃないから、少しだけ手加減してあげる」


そうっと耳元で囁かれる。

アリスの完敗だった。
頬を赤くしながら、アリスはこの『悪戯』が、できるだけ穏やかに済むことを切に願ったのだった。






 


===== あとがき ===

ハロウィンぽいものでした(・▽・)
とりあえずハートの国の設定で書きました。

双子は可愛らしいモードで書いたつもりです。つもりなんです(・ω・)ノ

ハロウィン、日本はあんまり浸透してない気が……解釈が間違ってたらすみませぬー。
ではでは、読んでくださってありがとうございました。

(08.10.27 山藤)